土井善晴さんの料理は作ってみるととても美味しいが、オムライスでは鶏肉より牛挽肉を使うほうが好みだ

たいめいけんの茂木さんがオムライスを食べているテレビ番組

 

午前中、ドアの修理があり、蝶番(丁番=ちょうつがい)の耐震化とドアストッパーの交換のため午前中の1時間程度、家で待機せざるを得なかった。

テレビをつけると、たいめいけんの茂木さんが美味しそうにオムライスを食べていて、それを見て「今日はオムライスを作ってみよう」と急に思いついた。

 

土井善晴先生「はい、今日はね美味しいオムライスを作りますよ」

「たまねぎと鶏肉と白米でチキンライスを作り、別途用意した半熟状の卵焼きの薄いもの、その中に包む」という大体のオムライスの作り方は知っていたが、帰りの電車で土井善晴さんのレシピを見てみる。

 

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土井善晴先生はよく「焼きつけ」ていて、それは落合務も同様だ

グリーンピースはちょっと省くとして、基本線は土井善晴先生の作り方を踏襲する。恐らくポイントは焼きつけるところ。土井先生のレシピにはよく「焼きつける」という調理法が出てくる。

「焼 きつける」とはどういうことがというと、炒める際にあまりかき回さずに具材に焼き色をつけてしっかりと火を通すというニュアンス だ。例えば今回のオムライスで言えばケチャップをしっかり焼きつけることで甘みを出すということだ。これが最大のポイントだ。落合務も焼き色、焼き目をつけることをレシピで強調していた。

鶏肉ではなく牛挽肉にしてみよう……

スーパーで買い物をしていて、鶏肉を買う段になって思い出したのだが、私の母はオムライスに挽肉を使う。鶏肉を刻むのではなく牛の挽肉。というわけで私も今回は牛の挽肉を使った。母の料理方法が一番というわけではなく、急に昔食べたあの味を再現してみたくなった。

結果やはり牛挽肉をつかったオムライスも美味しい

たまねぎ半分を5ミリ角に刻む。それをサラダオイル、バターを温めたフライパンに刻んだはしから入れる。もちろん弱火で加熱しながら入れてしまう。その後牛肉を入れてフライパンを返しながら、まな板を洗う。

適度(5分くらいかな)にたまねぎに焼き色が入ったら、ケチャップを入れる。そして「焼きつけ」る。うん。ここが大切で、5分くらいほっておけばいい。5分たったら上下を返してさらに焼き付けよう。(ここで油が多いようならキッチンペーパーで吸わせる)

そこに100グラムの白米を入れて混ぜる。白米100グラムはスケールで測ればいいが、面倒な向きにはしゃもじ1.5くらいと考えて欲しい。もしくは二人で食べる量ね。

白米をまぜつつ焼きつけ、また混ぜる。混ざったらボウルなどにあけてフライパンを洗う。面倒なら別に洗わずとも良いです。

土井善晴「フライパンをね、ひっくり返しますよ」

卵を二つといてフライパン全面に回す。中火だ。

周りが固まったらフライパンを火から下ろす。ケチャップのご飯(チキンライスではないためこう呼称した)を半分クレープみたいになっている卵焼きのようなやつの真ん中に置く。もちろんアーモンドをさらに細くした形だ。ボウルの中身を半分いれたら自然にそうなる。

ここでたいめいけんの茂木さんのように手首をとんとんで巻き込むと言う手もあるが、それは今回止しておいた。上下を普通にご飯にのせてお皿をフライパンに伏せておいてひっくり返せばうまいことオムライスが皿に乗っているはず。これをもう一回やると二人分できる。

この時期はキャベツの味噌汁もいいですよ(白味噌ね)

煮干しでとった濃いめのだしに信州味噌の白っぽいやつを薄めに溶き、キャベツを3センチ角に刻んだものをいれて一煮立ちさせた、そんな味噌汁を今日は合わせました。

それとこの料理、ご飯が食べきれないので次の食事もご飯を食べるメニューか、もしくはご飯を少く炊く(たぶん0.5合くらいか)か、冷凍するかだね。

 

結局、母がどうのはおいておいて牛挽肉をつかったオムライスは美味しかった。

今までこの母想い出しシリーズは、雑煮、ハンバーグ、シチュー、おでん、豚汁があった。これからもあるのかもしれない。しかし実際に教えてもらったわけではないが、たぶん食べてそして台所を除いて作るのを見ていたからだろう。

ここまで来てあれだけど画像がない

次作った時は、iPhoneで写真撮りますね、今回はすぐ食べてしまって撮影していない。